佐保川沿いは約5kmの範囲に見事な桜並木を楽しませてくれる桜スポットです。
奈良県立大学の北側から近鉄新大宮駅方面へ歩いていくと、「川路桜」とづけられた樹齢170年ほどの桜が今年も見ごとに咲いていました。
この桜は、江戸末期に奈良奉行として赴任してきた川路聖謨が奈良公園や佐保川沿いに桜を植樹した桜と言われています。今も保存会主催で「佐保川・川路桜まつり」を開催されていますが、今年は中止という貼り紙がありました。ライトアップや提灯設置などは中止ですが、護岸のため立ち入れない場所の見守りや桜の見守り活動をしてくださるようです。
今日はお天気もよく、お散歩をするご夫婦や、春休みということもあって子ども連れや学生さんの姿も。なんともほのぼのとした春うららな時間が流れていました。
カメラマンは、こぞって桜と電車のショットを狙っていましたよ。
近鉄新大宮駅周辺の桜は満開に近いものもありましたが、五分咲き八分咲きのものも多く、3月末頃〜4月初旬が一番の見頃ではないでしょうか。
写真は、近鉄新大宮駅から川路桜周辺のものです。
(記事:徳永祐巳子)
最終更新日:2021/03/28