奈良、旅もくらしも

【連載】わたしの奈良暦「2021年 葉月」/御手洗川で涼む」しかC

 ここは、春日大社境内の飛火野を突き抜けるように流れる御手洗川(みたらしがわ)と呼ばれる細流。夏の盛りになると、涼を求めてやって来た鹿がここに座っている光景を目にします。

 御手洗川は、春日奥山を水源地とした水谷川から取水され、春日大社本殿を通り、飛火野を経由し猿沢池に繋がっているとされる。 春日の山から湧き出た神聖なる水が、やがて御手洗川に座る鹿のお尻を涼ませて、さらに巡り巡って猿沢池に流れ着き観光客の目を涼ませているという春日野一帯ではるか昔から続くであろう不思議なサイクルに思いを馳せる。

撮影/執筆者紹介

連載「わたしの奈良暦」
今月の撮影者/しかC

編集部から

大阪府出身のしかCさん。「 10年ほど前から奈良のいろんな場所の写真を撮っていたのですが、奈良公園の鹿の魅力に気づきだしてからは、もう風景の中に鹿がいないと撮る気にならない程になってしまいました。毎日好きな時に鹿を撮りたくて」と、2018年奈良に移住されたそうです。数年前、Twitterで拝見した”浮遊鹿”の写真など、一目見て「あ、しかCさん!」となる色合いの写真を3か月間お届けします。ちなみに、ならまちの雑貨店カウリさんでは、しかCさんの写真集『奈良公園 しかかお図鑑』を店頭販売中(在庫僅少のようです)とのこと。鹿の顔のバリエーションにびっくりできる1冊ですよ!

最終更新日:2021/09/02

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