奈良、旅もくらしも

奈良女子大学生が企画した書店内書店!これは、のぞくしかないでしょ!


11月〜12月の期間、啓林堂書店奈良店と奈良女子大学書店ゼミのコラボ企画が実施されています。11月は「のぞく鹿ないで書店・イケメン特集」、12月は「ホンノムシ書店」。いずれも、普段本を読まないような人や、書店に足を運ばないような人にも気軽に来てほしいと企画された「書店内書店」です。

11月のイケメン特集の売り場

11月は「のぞく鹿ないで書店・イケメン特集」

イケメン!?と聞くと何を思い浮かべますか?
イケメンの本? 写真集?
主人公がイケメン!は想像の範疇ですが、動物や仏像も対象です。
さらには、イケメンの登場人物がきっとこんな本を読んでいそうだな〜という妄想からの本セレクトまで。全てが女子大生が厳選した「イケメン」たちです。
本棚からは、ワクワクドキドキしながらセレクトした気持ちまで、ズキューンと胸にささります。

ポップも学生さんのお手製

12月はホンノムシ書店

12月からの1ヶ月間は、奈良女子大学生の「本の虫」6人が企画するフェア。おうち時間を楽しくするための企画です。
充実した時間を過ごせる読書におすすめの本としては、女子大生が子どもの頃に読んでいた本、ためになる本、勉強が面白くなる本の3つがテーマ。
さらには、読書以外のおうち時間の過ごし方の可能性を広げてくれる本として、「料理」「音楽」「美術」「お菓子作り」のテーマで本がセレクトされる予定です。

支える書店員さんあっての企画!

西田本部長

大学のゼミと言えば、調査してレポートをまとめて終わり、というイメージですが、授業だけではなかなか経験できない学びが多いということがこの企画が素晴らしいと感じるポイントです。

書店が実際に掲げる売上目標の設定、発注仕入れ、売り場づくり、売り場の管理、ポスターやチラシ制作など、全ての工程を経験します。

11月のイケメン特集では48点の本を仕入れ、1ヶ月で合計100冊を売るという目標。20日で65%達成しているとのことで、おそらく目標は達成する見込みとのこと。

そんなこんなも、11月1日は「本の日」ということで助成金の申請を行い、奈良女子大学のゼミに協力された啓林堂書店奈良店さんのバックアップがあってのこと。

「学生さんの妄想はおもしろいですね!素敵な売り場になっていますよ」と朗らかに対応しておられる西田本部長。

学生さんが出版社宛に書いたお礼メールのやりとりも対応され、作家さんや出版社の方の励みにもなっていることを実感されています。

12月の売り場は中央棚3本ぶんに、どどーんと陣取るそうです。
素敵な出会いがありますように。


近鉄奈良駅からすぐ。小西さくら通りの「啓林堂書店奈良店」

啓林堂書店 奈良店
https://www.books-keirindo.co.jp

最終更新日:2021/11/26

TOPへ