奈良、旅もくらしも

川西町をみんなで楽しむDAY 2022年11月5日(土)、6日(日)は「まちづくり」を考える2日間

※イベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。

川西町の魅力を発信し、町内外の人同士の交流を図って、「作って考える」「話して交わる」「歩いて知る」をテーマに3日間みんなで川西町を楽しむday(でー)イベントが開催されます。こちらのイベントは、川西町 未来まちづくり促進プロジェクトとして、公益財団法人地域社会振興財団の交付を受け、人生100年時代づくり、地域創生ソフト事業として、一般社団法人comが主催するイベントです。

11月5日(土)、6日(日)は「作って考える」森のねんど まちづくりワークショップと「話して交わる」森のねんどBAR ほろ酔いトークセッションday、そして、11月26日(土)は「歩いて知る」かわにしクイズロゲイニングdayです。今回は11月5日(土)、6日(日)の情報をご紹介します。


作って考える!
森のねんど まちづくりワークショップ

空き家をリノベーションしたコミュニティスペース「ハッピー」を会場にまちづくりワークショップを開催します。講師は森のねんど研究所の道康さんです。全国各地で森のねんどのまちづくりを開催されており、子どもから大人まで世代を超えた交流を通して、自由に創造できるスタイルが人気を呼んでいます。森のねんどとは、の森の繋がりから生まれたねんど。木くずを主原料に、自然の素材で作られています。ねんどを使って、「理想の川西町」を思い描きながら、町並みや家などをみんなで作り、ジオラマを完成させます。

講師 森のねんど研究所 道康さん

話して交わる!
森のねんどBAR ほろ酔いトークセッション

ワークショップで作った川西町のジオラマを眺めつつ、お酒を飲みながらざっくばらんなトークセッションを開催します。川西町民の暮らし方や活動のこと、コミュニティスペースを利用する人たちのことなど、普段聞けない話には新たな発見があるかもしれません。また、ゲストをお招きして地域づくりや移住情報について、町内外の人も情報を互いに交流できる場を作ります。

5日】 テーマ:NCL奥大和の仕事づくり&地域の場づくり
ゲスト:東善仁さん(合同会社ユブネ共同代表・NextCommonsLab奥大和コーディネーター)
2018年より宇陀市(NCL奥大和)にて移住と起業支援に携わる。昨年はNCLが奈良市とスタートした「ONOONO月ヶ瀬」の起ち上げも担当。また、団地のコミュニティルーム「茶山台としょかん」を住み込みで運営(15〜17年)。greenz.jpにて生駒市の特集記事のプロジェクトマネージャー(19〜21年)、灘区地域活動支援コーディネーター(17〜21年)、自宅開放型アートギャラリーの開催や、フリーペーパーだけを収集した本屋でも活動中。

神戸在住の東さん。出身は奈良県ということもあり奈良の活動はもちろん、さまざまな地域でのまちづくり、移住者との関わりをもっておられます。

【6日】 テーマ「住みたいまちは、歩いて楽しいまち」
ゲスト:山本あつしさん(事業プロデューサー/(一社)CHSOU 理事/大阪芸術大学 非常勤講師)
システムエンジニア、建築設計・施工の仕事を経て、公共領域を中心とした事業プロデュースを手がけるようになり、現在は「ブリコラージュによる共有空間のデザイン」をテーマに研究と実践を行っている。

通学路の歌をつくる。まち全体を美術館にする。そんな事例を紹介しながら、歩いて楽しいまちについて皆さんと一緒に考えたいと思います。

5日ゲスト 東善仁さん
6日ゲスト 山本あつしさん

【開催概要】
①作って考える 森のねんど まちづくりワークショップ
日時:11/5(土)、6(日)15:00~17:00(事前予約制)
会場:コミュニティスペース ハッピー(磯城郡川西町唐院429)
参加募集定員:確実10人程度 ※どちらか1日の参加でもOKです
講師:森のねんど研究所 道康さん

②話して交わる  森のねんどBAR ほろ酔いトークセッションday
日時:11/5(土)、6(日) 17:30~19:30(入退場自由)
会場:コミュニティスペース ハッピー(磯城郡川西町唐院429)
ドリンク、フードフリー

*全て参加費無料です

事前予約制のイベント申し込みフォーム
https://forms.gle/nuf8Af6iqknWG4WR9

問合せ
com.machizukuri@gmail.com
090-1441-1382(担当/徳永)

イベントレポートや11月26日はロゲイニングイベントの詳細は後日改めてご紹介します。


後援/一般財団法人地域活性化センター、川西町、コミュニティスペース「ハッピー」 
主催/一般社団法人com 共催/


企画が生まれるまでの流れ

2014年に日本創成会議が発表した消滅可能性都市(2010年からの30年間での20~39歳の予想される女性人口が半減する自治体)に指定されています。川西町では2016年度より継続的に移住定住促進事業に取り組み、また、「いい町、ちかい町」というキャッチコピーを掲げてSNS等を活用したタウンプロモーションを実施し、地域住民を主体とする地域団体とも連携しながら、町外への魅力の発信と交流の機会を創出してきています。

これらは一定の成果を挙げている一方、国勢調査によると、川西町の人口は2010年⇒2015年が168名減、2015年⇒2020年(速報集計結果)が320名減となっており、引き続き関係人口・交流人口を増やしながら、移住定住の促進を図っていく必要のある状況となっています。

 このような状況下で、継続的に「まちおこし」に取り組みさらなる関係人口・交流人口の増加、そして移住定住の促進に資する活動を行っていく目的で、川西町に社団法人comが設立され、こちらのイベントを主催。旅くら編集部の徳永もそのメンバーの一人です。


いい町、ちかい町「川西町」

磯城郡川西町川西町は奈良盆地のほぼ真ん中。北は生駒郡安堵町と大和郡山市、南は磯城郡三宅町、東は天理市、西は北葛城郡河合町に囲まれています。飛鳥川、寺川、曾我川、大和川の4つの河川が一同に集結している水辺の町。田園風景が広がりのどかな風景も残しつつ、人口・税収減少に歯止めをかけるべく工業団地の造成にも取り組んでいます。

川西町といえば、水運を生かして発展した貝ボタンはトップシェアを誇る産業です。煮込むと甘くて美味しい結崎ネブカも有名です。「空から能面とネギが降ってきたという」おもしろい伝説が残る面塚は観世能楽発祥の地、前方後円墳の島の山古墳や油かけ地蔵も名所としてあげられます。

2022年6月には近鉄結崎駅舎が新しく生まれ変わり、川西町役場の若手職員を中心に企画した、駅前広場で盛大にお披露目イベントが開催されました。町の人同士が近い存在でアットホームな雰囲気がとても居心地のよい、そんな印象を受ける町です。

島の山古墳

最終更新日:2022/10/30

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