奈良、旅もくらしも

【連載】わたしの奈良暦「2021年 文月/水上池の朝のこと」Naturaltime+m

平城宮跡の近くに奈良市最古のため池の一つと言われる水上池があります。 四季折々の美しい時間が流れ、水辺にたたずむと野鳥や水鳥の姿に癒され、 ゆったりとした気持ちになります。

早朝にこの池をよく訪れている友人がいて、昨年の緊急事態宣言が解除され たある日、きっとここに来ている友人を驚かそうと行ってみました。 私にとっての水上池は、友と歩く大切な散歩道です。

撮影/執筆者紹介

連載「わたしの奈良暦」
今月の撮影者/Naturaltime+m(Etsuko Makari)

編集部から

さまざまな表情や仕草を見せる鹿たちや、たおやかな魅力に溢れる草花、笑い声やその場の香り・温度も伝わるようなポートレートやイベント風景、静かに、けれど確かにそこにある奈良の風景。Naturaltime+mさんの写真からは、やさしいものはやさしく、おいしいものはおいしく、しっとりしたものはしっとりと、その佇まいや質感、重さ、肌触りといったことが、すんなりと伝わってきます。小箱に封じた大切なものを、見せてくれるようなNaturaltime+mさんの撮る奈良を、皐月・水無月・文月の3か月にわたり、お届けします。

最終更新日:2021/07/27

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