文・タイトル絵/岡島永昌 荷継ぎはどこで? 江戸時代の大和川舟運(しゅううん)は、大坂側に剣先船(けんさきぶね)が、大和側に魚梁船(やなぶね)が就航し、亀の瀬で荷物を積み替えて大坂・大和間を結んでいた。 このことは、 […]
2024.07.04
文・タイトル絵/岡島永昌 片桐且元の工事失敗 大和川が奈良県と大阪府の境界付近を流れるあたりは「亀の瀬」と呼ばれ、江戸時代は大和国と河内国の国境であった。国境の位置は大和川の右岸と左岸で違い、右岸が大和国平群郡立野村( […]
2023.04.26
文・タイトル絵/岡島永昌 亀の瀬の国境 江戸時代の大和川舟運(しゅううん)である剣先船(けんさきぶね)と魚梁船(やなぶね)は、亀の瀬を境にして航行範囲が分かれていた。剣先船が亀の瀬より下流の大坂側、魚梁船が亀の瀬より上 […]
2022.05.27
文・タイトル絵/岡島永昌 川の流れに逆らう船 江戸時代、大和川に就航していた剣先船(けんさきぶね)と魚梁船(やなぶね)が主に運んだのは、大坂から大和への肥料であった。大坂の仲買は「三商売」と言って、干鰯(ほしか)・油粕 […]
2021.11.21
文・タイトル絵/岡島永昌 運ばれるモノと地理の関係 江戸時代、大和川には2つの船が就航していた。1つは亀の瀬から大坂の月正島(大和川付け替え以前は京橋)までの間を行き来した剣先船(けんさきぶね)、もう1つは亀の瀬から筒井 […]
2021.05.15
文・タイトル絵/岡島永昌 大和の川 初瀬川を源流とする大和川は、佐保川、寺川、飛鳥川、曽我川、富雄川、竜田川、葛下川などの川水を集めながら、生駒・金剛山地を切り抜く「亀の瀬」を通って大阪へ流れ出ていく。今は石川との合流 […]
2021.02.15